五十音でめぐるワインの旅 <き>キンツハイム村のシャトーにて / フランス
(すいません今回は思いっきり自分全開ネタです😅)
アルザスワイン好きはこの仕事を始めた30年以上前からという筋金入りで、好きなあまりアルザスに2カ月ほど住んだこともあるくらい。
最初にアルザスワイン騎士団について簡単に説明しておくと、発足は14世紀で、フランスの各地にある騎士団のなかでは最古のひとつ。地元ワインの品質を管理するためにアメルシュヴィール村ではじまったそう。
名前の由来は聖人St.Etienne(聖ステファノ)。毎年12月26日のこの聖人の祝日に行う宴会が盛大だったから。ちなみにこの聖ステファノは最初の殉教者でワインやブドウにはまったく関係アリマセン。
コンフレリーの本拠地があるのはキンツハイム村のシャトー。
12世紀に建てられたセラーの上に17世紀に築かれたシャトーで、ワイン博物館も兼ねています。
わたしはまず1998年にConsoeur Oenophile(ワインの友というランク)を拝受。2001年にGrand Conseilとなりました。
これは1998年。「アルザスワインを一生、愛し、広めます」と宣誓しているところ。すっごい緊張してる顔!ていうか痩せてる!
そのあと、2種類のワインをテイスティングし、気に入ったワインの品種を当て、その理由を述べます。(だいたいの場合、リースリングとゲヴュルツトラミネールなのでわかりやすいんですけどね。でも緊張マックスだから手がふるえた……)
式典後のディナー。となりはわたしのアルザスワインの師、ジョスメイヤーの故ジャン・メイヤー。この人がいなかったら今のわたしはない!な、メンターのひとりでもあります。
グラン・コンセイユになると式典ではほかのメンバーと一緒に壇上に上がります。
最初は私服のまま。ここが12世紀に建てられた部分です。
式典の開会宣言のあと、いったん下がってマントを着ます。
実はここに日本の方も数名お連れしています。
2005年です。
式典の前にはお庭でワインテイスティングが行われます。ときに1800年代のものも含む古酒を3種類。品種と年代を当てます。当たった人にはそのワインが贈られるとあって、五味さんも真剣!
2010年には浅草橋のジョンティのオーナー富田さんと元料理通信の鳥山さんもお連れしました。
コロナが落ち着いたら、久しぶりにまた参加したいな~~!
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