五十音でめぐるワインの旅 「く」クラフトビールを木組みの家で / チリ

ビールがアルコールだと気づいたのっていつですか?


いやもちろんビールはアルコール飲料なんですが、わたし30歳くらいまで何杯のんでもビールで酔うということがなかったんですよね。


今ですか?

ハイ、しっかりわかってますあれはアルコールです。歳を取るってツライわ。


これまでベルギーやドイツでも「♡」なビールは飲んできましたが、忘れられないひとつにチリのブルワリー訪問があります。


場所はチリ南部パタゴニアの自然保護区にあるHuilo Huilo(ウィロ・ウィロ)の森。


2012年にチリのカタドール・ワイン・アワードの審査員として参加した時に連れて行ってもらいました。

ウィロ・ウィロはナショナル・ジオグラフィックが毎年開催する「WORLD LEGACY AWARD」の自然保全部門で一位になったこともある、まるで妖精の国のようなところです。


深い森が林業で破壊されそうになったとき、鉱山で当てた地元の企業家が観光で環境を守ろうと、ホテルや博物館を拓いたそう。


テムコ空港から車で3時間ほど。


最後はこのバスでホテルまで移動!ちょっと寒かった~~

このホテルがすごいんです!

ぜーんぶ木製! 中は空洞になっています。


廊下

お部屋はこんな感じ
これは同じ敷地内のもうひとつのホテル

チリでは人気の避暑地だそう。


冬はジェットスキー、夏は川下りが楽しめるそうで、冬に訪問した私は初めてジェットスキーに乗りました!


近くにあるカフェもかわいい!


これは道路添いにあったラジオ局。


動物の保護区


チリの文化遺産や鉱石を集めた博物館


そしてこの一帯では20年くらい前からクラフトビール造りが盛んになってきているそう。

ドイツ系移民が多かったからと聞きました。

氷河からの澄んだ水を使うのがポイントだとか。


ピルスナー、スタウト、IPA,など種類も豊富。


一軒の蒸留所を見せてもらいましたが、ガレージ・ブルワリーって感じ!


チリでビールを造っているというのは意外だったけど、「日本人はビール大好きなんだよ~」と言うと、「えっ!知らなかった!輸出したい!」とみなさんの目がキラリーン。


いつか日本でも飲めるようになるといいな。


それにしてもアンデスの夕焼けは美しい🥰

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