五十音でめぐるワインの旅 「く」クラフトビールを木組みの家で / チリ
ビールがアルコールだと気づいたのっていつですか?
いやもちろんビールはアルコール飲料なんですが、わたし30歳くらいまで何杯のんでもビールで酔うということがなかったんですよね。
今ですか?
ハイ、しっかりわかってますあれはアルコールです。歳を取るってツライわ。
これまでベルギーやドイツでも「♡」なビールは飲んできましたが、忘れられないひとつにチリのブルワリー訪問があります。
場所はチリ南部パタゴニアの自然保護区にあるHuilo Huilo(ウィロ・ウィロ)の森。
ウィロ・ウィロはナショナル・ジオグラフィックが毎年開催する「WORLD LEGACY AWARD」の自然保全部門で一位になったこともある、まるで妖精の国のようなところです。
深い森が林業で破壊されそうになったとき、鉱山で当てた地元の企業家が観光で環境を守ろうと、ホテルや博物館を拓いたそう。
テムコ空港から車で3時間ほど。
このホテルがすごいんです!
ぜーんぶ木製! 中は空洞になっています。
廊下
チリでは人気の避暑地だそう。
冬はジェットスキー、夏は川下りが楽しめるそうで、冬に訪問した私は初めてジェットスキーに乗りました!
近くにあるカフェもかわいい!
これは道路添いにあったラジオ局。
動物の保護区
チリの文化遺産や鉱石を集めた博物館
そしてこの一帯では20年くらい前からクラフトビール造りが盛んになってきているそう。
ドイツ系移民が多かったからと聞きました。
氷河からの澄んだ水を使うのがポイントだとか。
ピルスナー、スタウト、IPA,など種類も豊富。
一軒の蒸留所を見せてもらいましたが、ガレージ・ブルワリーって感じ!
チリでビールを造っているというのは意外だったけど、「日本人はビール大好きなんだよ~」と言うと、「えっ!知らなかった!輸出したい!」とみなさんの目がキラリーン。
いつか日本でも飲めるようになるといいな。
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